ヒトは夢に弱い。宝くじ、競馬、パチンコ、売れないバンドマンなど、しばしばはまって、お金をつぎこむ。大きな夢を語るのに実績は不要であり、もっともらしい夢を語ることはある種の商才ともいえる。
株式市場においては、夢を語って、株を売ることに熱心な会社がある。
とある会社は、ソフトウェアより、広告枠より、金融サービスより、株を売っている。前期の連結売上は約300億円で、先日は、800億円の転換社債を売った。とりあえず、会社に800億円の資産ができたので、よっぽどの失敗をしない限り、会社としては安泰であろう。うらやましい。
そのとある会社は、株を売ったお金で、倒産した会社、伸び悩んでいる会社をほどほどに買って、なんとなく売上を伸ばしている。今のところ、抵抗する余力のある会社を買いきる技術は持っておらず、そんなときはマイクアピールで、ときおりトンチンカンなことを言って、お茶の間を楽しませてくれる。
お金をたくさん持っていても、相手に嫌われると拒絶されてしまうのは、世の常人の常である。資本主義であろうとなかろうと、それ以前のヒトの本能の問題である。カネは制度の一つにしかすぎない。
資本主義、軍国主義といった金と暴力の支配を弱めるために、自由主義、民主主義という制度があるのである。資本主義だけで経済が動いているわけではない。ようするに、最近の一連の流れは、「嫌いだから、イヤ!絶対にイヤ!私だってお金なら持っている!」と逃げられているだけである。そして、今回の口喧嘩は、舞台を法廷へ。
まあ、どちらが裁判に勝っても、私の消費生活に影響が少ないことはまちがいない。
地上最強のトレーダーへの道、祝改装、「私だけ更新頻度が少ないのにリンクを継続していただき恐縮です」の巻。
さて、私は、中長期投資でえっちらほっちらという立場です。
ところで、私は投資判断をする際、消費の価値基準に引っ張られることがよくあります。株の衝動買いをするのです。
一般に、私の満足度を高めるためには、
・消費行動においては、欲しいときに、欲しいモノを、できるだけ安く買う。
・投資行動においては、より安いときに買って、より高いときに売る。
と、聡明に行動が使い分けできれば具合がよいわけですが、実際、投資をする際には、欲しくなったときに、欲しい株を買ってしまうわけです。
私が、日常生活で「お金を使う」といえば、「消費」が大半を占めているので、思考が偏ってくるのだと推測しています。
中長期投資で勝手にzakionと競争しているという立場といたしましては、気になっている銘柄が、下落中に安くなったときに欲しくなるように、日々精進したいと考えております。
zakion様、今後ともボチボチよろしくお願いいたします。
人の噂も75日と言いますが、プロ野球参入騒動終結から約2ヶ月で新たなマイクアピールが始まりました。
フジテレビとライブドア、どちらが勝っても、私の消費行動に大きな影響を与えそうもありませんが、両社とも、声が大きく、ほこりも多そうなので、派手な口喧嘩を目にすることにはなりそうです。
日銀の金融緩和のおかげかどうかは定かではありませんが、ライブドアの株を買い支える個人投資家、800億円用意するリーマンブラザーズ、など世間にはお金がジャブジャブにあるのだなぁと思う今日この頃です。
ライブドア、放送業界へ命をかけて進出--ニッポン放送株35%取得 CNET Japan。