2005年02月26日

過去と現在があって、その延長に未来がある。

ヒトは夢に弱い。宝くじ、競馬、パチンコ、売れないバンドマンなど、しばしばはまって、お金をつぎこむ。大きな夢を語るのに実績は不要であり、もっともらしい夢を語ることはある種の商才ともいえる。

株式市場においては、夢を語って、株を売ることに熱心な会社がある。

とある会社は、ソフトウェアより、広告枠より、金融サービスより、株を売っている。前期の連結売上は約300億円で、先日は、800億円の転換社債を売った。とりあえず、会社に800億円の資産ができたので、よっぽどの失敗をしない限り、会社としては安泰であろう。うらやましい。

そのとある会社は、株を売ったお金で、倒産した会社、伸び悩んでいる会社をほどほどに買って、なんとなく売上を伸ばしている。今のところ、抵抗する余力のある会社を買いきる技術は持っておらず、そんなときはマイクアピールで、ときおりトンチンカンなことを言って、お茶の間を楽しませてくれる。

お金をたくさん持っていても、相手に嫌われると拒絶されてしまうのは、世の常人の常である。資本主義であろうとなかろうと、それ以前のヒトの本能の問題である。カネは制度の一つにしかすぎない。

資本主義、軍国主義といった金と暴力の支配を弱めるために、自由主義、民主主義という制度があるのである。資本主義だけで経済が動いているわけではない。ようするに、最近の一連の流れは、「嫌いだから、イヤ!絶対にイヤ!私だってお金なら持っている!」と逃げられているだけである。そして、今回の口喧嘩は、舞台を法廷へ。

まあ、どちらが裁判に勝っても、私の消費生活に影響が少ないことはまちがいない。

Posted by takahashi at 2005年02月26日 12:14 | トラックバック
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