2004年08月14日

いかがわしいから、おもしろい。

巨人・渡辺オーナーが辞任、スカウト活動違反で引責 NIKKEI NET。

勝新太郎、横山やすしを思い出した。ある事件をきっかけに、マスコミに叩かれ、干され、死んだ後に、偉大な才能と持ち上げられる。

テレビや新聞、雑誌が、同一人物を叩いたり持ち上げたりするのは、良心のためではなく、商売のためである。私も含め大衆が、そのような情報を欲し、消費するのである。

芸能、プロスポーツは、出演する人物に、一般大衆的な感性に欠けた部分があり、特異な能力を発揮しているから、見世物として面白いのである。芸能、プロスポーツ、テレビ、新聞は、普通でない感性のおかしい人がいなければ成り立たない業界なので、平均的な良心や清潔さを強く求めることはもともと困難なのである。

球団合併、一リーグ制、裏金、プロ野球業界にいろいろと問題はあるだろうが、基本は商売としての自助努力である。しかし、自ら興行を存続させようとする努力は、マスコミが批判の対象とする。

公的資金を注入された銀行が債権放棄をした会社が赤字球団を手放さない。優勝セールなど商売の宣伝になるからとのことだが、今も業績は芳しくなく、近々3000億円の債権放棄を計画しているという。
イトーヨーカドーやイオンは、球団で宣伝しなくても、黒字で配当を出している。他球団のオーナー企業も1000億円ほど債権放棄してもらえるのであれば、楽々、球団を維持、運営できるだろう。
と、こちらの球団の方がいかがなものかと思うのだが、マスコミの批判の対象から外れている。

まあ、批判が適切であるかどうかは別にして、マスコミが、アザラシや社長を追っかけるのは、正義のためではなく、商売のためと思えば、合点がいくのである。ネタはわかりやすいほうが大衆受けし、持ち上げて、叩けば、一粒で二度美味しいのである。

Posted by takahashi at 2004年08月14日 11:50 | トラックバック
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