2003年10月07日

amazonに対抗して、本屋さんは、配達サービスを始めたらどうだろう。

CNETJAPANフォーラムに行ってきた。の感想の続き。

2.amazonは、日本でのぶっちぎりは許されず、楽天、yahooと三つ巴。

今回のamazonの講演のポイントは、
1.システムを他の小売業者に提供し、
2.すべての商品情報をwebサイト運営者に開放する
とのことでした。

少し言い換えると、amazonがネットショッピングのインフラになり、アフィリエイト(アソシエイト)プログラムを進化させる、ということかと思う。

ということで、amazon自体は大きくて立派な会社だが、特にぶっちぎりを感じさせる話でもなく、日本のネット買い物分野において、amazon一人勝ちという訳にはいかないなと思った次第。

amazonは、強力なシステムと流通網を持つ。
yahooは、ポータルとしての圧倒的なブランドを持つ。
楽天は、日の丸ブランドを持ち、中小小売店への営業力がある。
と、ショッピングについては、三者三様に展開し、競争を繰り広げていく。

と、見たまんま、そのまんまの結論じゃな。

で、amazonについて考えていく中で、気になったのが、本屋さんの配達サービス。

米屋、酒屋、寿司屋、蕎麦屋、中華料理屋などは、配達(出前)サービスはごく自然に行われている。が、本屋さんの配達というのはあまりピンと来ない。本は、本屋に買いにいく、予約したら取りに行く、と。

最近、本屋さんが出版不況で減少していると聞くが、規制業界内で、価格競争もない仕組みで商売をしてきたので、少々、営業努力が欠けているのでは、とも思った。

近所の本屋さんが電話一本、即日、無料配達してくれれば、amazon(ネット書店)にそこそこ対抗できそうじゃが。うちの近所の本屋さんには、そのような気配はない。

Posted by takahashi at 2003年10月07日 17:21 | トラックバック
コメント

 本屋の世界だけでいうとアマゾンはその一部にしかなれないと思う。やっぱり手にとって立ち読みしてから買いたい本も多いし。3つの分野に分かれるのではないか。

 1 もうほしい本がだいたい決まっているときにはアマゾンのような大量に在庫がある(ようにみえる)ネット書店の出番。
 2 手に取ってみたいという場合は大型書店
 3 安く買いたい場合はBOOKOFFのような中古市場。

 いずれにしても町の小さな書店は衰退せざるを得ないのではないかなぁ。たとえそこが出前をやってくれたとしても在庫が少ないからあまり役にたたないと思うがどうだろうか。

 それから、アマゾンは徐々に本以外の分野にも進出しつつあるように見えるけどもアマゾンの強みは商品データベースと顧客データベースを中心としたなんとなくエモーショナルマーケティングではないか。
 だから商品の種類が異常に多く、毎日アップデートされるような商品のあるマーケットで強みを発揮するのだろう。

 それ以外の分野ではヤフーや楽天の強みに衝突する気がする。

 今はアマゾンはネット書店内でのブランド力を高めるのが一番いいのだろうなぁ。

 とりとめのないコメントになりましたが以上です。

Posted by: okazaki at 2003年10月08日 08:23

小さい本屋さんは厳しいじゃろうな。同感。

本屋が無料配達したらどうじゃろう、というのは、出版業界が、万引きや中古書店ばかりを目の敵にして、顧客サービスをさぼってきたんじゃないかな、どんなもんかいな、ということでもある。

価格が統制された規制業界の序列の中でゆったり儲かる商売をしていると、ネットという新しい技術を活用した参入者に吹き飛ばされる。

ネット証券が、大中小の証券会社の収益源をガリガリ削っているのと同じ状況じゃわなぁ。

Posted by: takahashi at 2003年10月08日 11:24

本に限らずネット小売りでは、強力な営業力か、強力なブランドか、強力なシステムか、というそれぞれの強みで勝負ということかと。それぞれ強みがあれば弱みもあるわけで、何か一つのファクターだけで一人勝ちということはないだろう。2つ以上揃うと突出できたりするのかもしれん。
とにかく既存小売りにとっては厳しい時代。。
日本以外ではまたいろいろ違った話もありそうなので、経営的に規模のメリットを亨受しにくいという意味では日本ローカルっぽい楽天はもう少し国際展開を急いだほうがいいのかも。

Posted by: wakasa at 2003年10月08日 21:58
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